みなさん、こんにちは。
アカイボトビムシ専門店です!
今回のテーマはトビムシ。
この記事では初心者のみなさんにトビムシがどんな虫なのかをお伝えする記事を書いていきます。
カエルのえさとして有用なトビムシですが、アカイボトビムシ同様、コンポストや苔テラリウムで活躍するお掃除屋さんでもあります。
トビムシの魅力をご覧あれ♪
トビムシってどんな虫?
トビムシは節足動物門六脚亜門内顎綱、トビムシ目に属する節足動物。
見た目は昆虫みたいですが、昆虫ではありません。
世界中に6500種類〜10000種類ほどの数が存在していて、日本国内で確認されている種類でも現在は400種類を超えます。
世界 |
6500〜10000種類
|
日本 | 400種類以上 |
トビムシは森の分解者として、主に自然の中で活躍していますが苔テラリウム・コケリウムなどを家庭で楽しむ方々には「お掃除屋さん」としても広く認知されています。
体長は1〜2mmほどの小さなものがほとんどで、からだのは白、茶色、銀色、赤色、黒色などさまざまです。その他にも世界にはこんなに美しいトビムシの種類がたくさんあるのです。
トビムシ目をWikipediaで検索してみると?
トビムシ目(粘管目、弾尾目、Collembola)は、節足動物門六脚亜門内顎綱 (Entognatha) を構成する3目のうち1目である。内顎綱は昆虫に近縁でより原始的なグループで、ほかにコムシ目とカマアシムシ目が含まれ、昆虫とあわせて六脚類をなす。
特徴的な跳躍器でよく飛び跳ねるものが多いので、この名がある。森林土壌中では1m2あたり数万個体と極めて高い密度に達する。
基本的な構造には昆虫と共通する点が多いが、跳躍器や粘管などの独特の器官をもち、触角に筋肉があるなど特異な特徴を備えている。
参考:
なんとなくわかりますか?
つまり、トビムシは節足動物門六脚亜門内顎綱のひとつでめっちゃ跳ねる生きものだそうです。笑
トビムシのからだの特徴
先ほどのウィキペディアにもありましたが、トビムシの特徴のひとつは跳ねる力です。
これは名前の由来にもなっていますね。
お腹には跳躍器という器官があり、この器官のお陰で驚くほど跳ねられるのです。
海外の動画ですがその跳躍力や回転力について、調べたものがありました!
こちらの動画は「トビムシがこの地球上で最も回転速度の速い生きものなのでは!?」という着眼点から、トビムシを研究室に持ち帰り実験が始まります。
そしてスローモーションで観察したところ、なんと1秒間に 374 回の速度で回転。
これはヘリコプターやレースカーのエンジンの回転速度を上回るそうです。
跳躍器の力恐るべし・・・。
トビムシの生息場所
トビムシは世界中に分布していますが、特にアジアに多いそうです。
環境としては、湿ったところを好み、落ち葉や土壌の腐植質などに生息しています。
基本的にはそれらに含まれる菌類、藻類、細菌などを食べています。
また動物の死骸や糞なども食べることから「森のお掃除屋さん」としても有名です。
まとめると
- 土壌が常に湿っている
- 土に有機質が多い
- 風通しが悪い
- 日当たりが悪い
- 土が古い
こんな条件のところでは生息が確認しやすいです。
トビムシ寿命は?
トビムシの寿命は長くても2ヶ月〜数ヶ月くらい。
年に3回〜4回の世代交代を繰り返します。
参照:イカリ消毒公式サイト
トビムシはどうやって増えるの?
ズバリ!トビムシは卵で増えていきます。
私は卵を確認したことがないのですが、検索しても日本どころか海外でも画像を見るのさえ難しいです。ですが今回、たまたまツチトビムシの卵を検索で発見できました!!
朽木の樹皮の下から出てきた小さな卵です。
内部に一対の複眼、あるいは単眼列のような点々が透けて見えていて、孵化間近の昆虫か、他の節足動物のものではないかと思うのですが、親の見当がつきません。卵殻の表面には不規則な襞のような構造も見えます。
大きさは長径0.2mm弱です。参考:
トビムシの飼育の仕方は?
トビムシの飼育について書いていきます。
飼育は意外とシンプルなのでお子さんでも気軽に挑戦できます!
トビムシの飼育に必要な道具
トビムシの飼育に必要な道具は
- トビムシの生体
- 飼育容器
- 床材
- エサ
この4つです。
トビムシの生体の入手法については後に書きますね。
トビムシ飼育おすすめ容器
トビムシ飼育のおすすめ飼育容器はタッパーです。笑
100均のタッパーで構いません。お金もたくさんかけずに始められるのはいいですよね。
蓋のついている透明な容器は観察がしやすく、飼育が楽しくなります。
10㎝程度の深さがあるればいいと思いますが、容器の大きさはお好みで大丈夫です。
トビムシ飼育のおすすめ床材
おすすめの床材は
- ココナッツ繊維
- ピートモス
- 培養土
- 腐葉土
この辺が手に入りやすのでいいかなと思います。
また、竹炭を入れるのもおすすめ。
炭は微生物のすみかになりますし、多孔質のため消臭効果もあります。
私はココナッツ繊維が好きですが、お好みの床材を探してみてください。
トビムシ飼育おすすめのえさ
家庭で手軽に飼育を始めるには、お米がおすすめのえさとなります。
炊飯していない、生のお米がおすすめ。
海外では多くの方がおすすめされています。
熱帯魚のフレークタイプのえさなどもありますが、動物性のものは長期的には土への影響もあるそうです。
植物性のものがいいとも言われているので、今回はお米をおすすめしました。
まず初心者の方はお米に集まるトビムシをお楽しみいただきたいです。
トビムシの飼育の適切な温度は?
トビムシは温かく、湿度の高い環境を好みます。
一般的には適切な温度は22℃〜28℃と言われています。
そう考えると冬が苦手で、夏が得意?と思いそうですが、個人的には暑さに弱いと考えています。
暑さの厳しい夏には減りやすく、冬は雪の降る新潟でも室内であれば暖房がなくとも、動いている個体の確認ができます。
トビムシはどこで買えるの?
アカイボトビムシを手に入れるには
- 自然の中から自分で見つける
- ネットなどの通販で探す
このどちらかが必要になります。
トビムシを自然の中から入手するには?
トビムシは種類を問わなければ、自然豊かな場所で見つけることができます。
お庭や公園の落ち葉の中から見つけれるかも知れませんね。
とはいえ、都会だとなかなか環境が見つからない場合もありますよね。
トビムシをネット通販で買うなら?
自然環境のなかでみつけられない人は、インターネット上でトビムシを手に入れるのも手段です。
手段はたくさんあるので、私が見つけたものを紹介しますね。
Amazon
意外かも知れませんが、Amazonでトビムシを入手することができます。
私が調べた限り、トビムシ・シロトビムシ・アヤトビムシなどで出品されいます。
一緒に繁殖キットやえさも購入できそうですね。
楽天市場
こちらも意外かも知れませんが、トビムシの購入ができます。
Amazon同様、飼育キットやえさ、腐葉土などを一緒に探してみてください。
ヤフオク!
ヤフオク!は出品の数も比較的多く、手軽な金額でも購入できるところのひとつ。
出品者が多いのでいい方を見極めるのは必要かと思います。
過去の評価などを参考にしてみてください。
まとめ
ご覧いただきありがとうございます!
今回はトビムシについてまとめ記事を書いてみました。
トビムシの魅力が少しでも伝わると嬉しいです。
私の専門はアカイボトビムシですが、よかったら他の記事も覗いてみてください♪
アカイボトビムシ専門店からお知らせ
私のサイト、アカイボトビムシ専門店でも元気なアカイボトビムシを販売しています。現在はモニター価格で販売していますので、お気軽にお問合せください♪
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